中国のリチウムイオン電池大手コンテンポラリー・アンペレックス・テクノロジー・リミテッド(寧徳時代新能源科技、CATL)は2017年12月13日、フランスに拠点を開設した。独業界紙『オートモービルインダストリー』(オンライン版)が報じた。同紙によると、新拠点には現在、電気自動車のバッテリー技術を専門とするエンジニア10人が勤務している。
CATLは新拠点の開設により、新製品の開発において顧客との協力関係を強化するとともに、大手自動車メーカーの拠点がある欧州で、新しい取引先の開拓にも取り組む意向。
同紙よると、CATLは現在、仏自動車大手のPSAグループと次世代の自動車向けのバッテリーコンセプトの開発で協力している。