独コンチネンタル、アウディ「A8」に48Vシステム供給

独自動車部品大手のコンチネンタルは15日、独アウディの新型「A8」に48ボルト(V)の ベルト・スターター・ジェネレーターを供給すると発表した。同システムは、アイドリングストップ機能により燃費改善に寄与する。

コンチネンタルが開発したシステムは、赤信号に近づく際、従来システムより早い時速22キロメートルからエンジンを停止する。また、時速55~160キロメートルで巡行走行(一定速度を維持して走行)する際に、定期的にエンジンを停止・再始動する。また、ブレーキ時のエネルギーを回収し、電気エネルギーに変換して使用する。これらの機能により、走行100キロメートル当たりの燃費を最大で0.7リットル低減することができる。

コンチネンタルは、パワーエレクトロニクスを内蔵した48Vのベルト・スターター・ジェネレーターを2017年からドイツのニュルンベルク工場で生産している。モジュールコンセプトを採用しており、自動車メーカーのニーズに合わせて柔軟に対応することができる。

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