独ヘラー、EPS向け電子制御ユニットの生産拡大へ

独自動車用照明・電子部品大手のヘラーは17日、電動パワーステアリング(EPS)向けの電子制御ユニット(ECU)の生産拠点を世界で増やしていく計画を発表した。現在は、ドイツと中国で当該部品を生産しているが、2019年までに、ルーマニア、メキシコ、ブラジル、インドでも生産体制を整える。

EPS向けのECUは、運転操作を支援して燃費改善に寄与するほか、車線維持や自動駐車システムなど様々な自動運転機能の基盤となる。このため、同社では今後、EPS向けECUの需要が拡大すると見込んでいる。

同社は2010年からEPS向けECUを生産している。ドイツ工場ではこのほど、当該部品の生産が2,000万モジュールに達した。

上部へスクロール