独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は16日、チェコ子会社のシュコダ自動車の2017年の出荷台数が前年比6.6%増の120万500台となり、過去最高を更新したと発表した。「スペルブ」のほか、新しいSUVモデルである「コディアック」と「カロック」の販売好調が記録更新に寄与した。出荷台数が100万台を超えるのは4年連続となる。
地域別では、西欧で前年比5.2%増の47万7,700台を出荷。シュコダ自にとって、中国に次いで2番目の市場であるドイツでは、4.9%増の17万3,300台を確保した。
中欧では、前年比12.7%増の20万7,100台と、2ケタの伸び率となった。母国、チェコでは8.0%増の9万5,000台に拡大した。
東欧(ロシアを除く)も17.9%増の4万1,300台と好調。ロシアでは、12.5%増の6万2,300台を出荷した。
最大市場の中国は、2.5%増の32万5,000台だった。
このほか、イスラエル(2万3,400台、14.5%増)、インド(1万7,100台、31.4%増)も出荷台数が大きく伸びた。