韓国の起亜自動車 はこのほど、英国市場におけるコンパクトカー「リオ」と小型多目的車「ヴェンガ」のディーゼル車の販売を終了すると明らかにした。英自動車専門誌『オートカー』(電子版、1月30日付)が報じた。在庫がなくなり次第、終了する。起亜の広報担当者によると、販売終了の背景には、昨今のディーゼル車に対する消費者の認識変化よりも、ディーゼル車の販売低迷がある。2017年の英国市場におけるディーゼル車の販売実績は、「リオ」が1,673台、「ヴェンガ」が1,172台にとどまり、両モデルの全販売台数におけるシェアはそれぞれ20%、19%だった。なお、英国市場では販売を終了するが、ディーゼル車の生産は他の市場向けに継続するという。