スウェーデンの安全システム大手オートリブは1月29日、昨年12月に分社化・株式公開する計画を発表した電子部品事業部門の会社名を「Veoneer」とすると発表した。当局の認可などを経て、分社化の手続きは2018年第3四半期に完了する見通し。
Veoneerの製品は、事故を未然に防ぐためのアクティブセーフティ製品で構成される。自動車安全システム用の電子部品や、先進運転支援システム(ADAS)、自動運転システムの分野で市場を主導するサプライヤーを目指す。
エアバッグやステアリングホイール、シートベルトなど、事故の被害を最小限にとどめるためのパッシブセーフティ技術製品は引き続き、オートリブの社名で事業を継続する。