英国

英国のロンドン市とケント州が、道路工事の効率化や渋滞解消を目的に試験的に導入している制度「レーンレンタルスキーム(Lane rental schemes)」が、2019年中頃から全国の自治体でも採用される。英自動車専門誌『オートカー』(電子版、2月16日付)が報じた。「レーンレンタルスキーム」は、交通量の多い道路で混雑ピーク時に道路工事を行った事業者に対して、自治体が1日最大2,500ポンドの罰金を課することができる制度。業者間の協力を促進することで、工事現場の数を減らし渋滞緩和につなげるのが目的。イギリス王立自動車クラブ(RAC)のライズ氏によると、ロンドンでは当該スキームの導入よって実際に渋滞箇所が少なくなっている。

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