独ダイムラー、アムステルダムでライドシェアリング開始

独自動車大手のダイムラーは5日、軽商用車部門のメルセデスベンツ・バンと米新興企業のViaが2017年9月に設立したライドシェアリング（相乗り）サービスの合弁会社ViaVanがオランダの首都アムステルダムでサービスを開始すると発表した。アムステルダムは、ViaVanがサービスを提供する欧州で初めての都市となる。ViaVanは当局の認可を経て、ロンドンとベルリンでもサービスを開始する予定。

Viaは2013年9月にニューヨークで相乗りサービスを提供するプラットフォームの運営を開始した。利用者が出発と到着の場所を入力すると、効率の良い走行ルートを算出し、走行ルートの途中で同乗者が乗車したり、降車したりできるシステム。

ViaVanのサービスには、メルセデスベンツ・バンの車両を投入する。また、ダイムラーの子会社ダイムラー・モビリティー・サービスは、Viaに資本参加している。