独自動車大手のダイムラーは3月8日、北京汽車集団(BAICグループ)傘下の北京新能源汽車(BJEV)に3.93%を出資すると発表した。これにより、新エネルギー車(NEV)分野における戦略的提携を強化する。
ダイムラーとBAICグループは2017年6月、中国におけるNEVに関する協力関係を強化する枠組み合意書に署名しており、ダイムラーがBJEVに少数株主として資本参加する意向も同合意書に含まれていた。
ダイムラーはBAIC およびBJEVとの協力関係強化により、特にNEVセクターにおいて中国市場の顧客ニーズをより理解できるようになる、との見解を示している。
BJEVは2009年の設立で、NEVおよびNEV向け中核部品の研究開発・生産・販売・サービスを事業としている。