オスラム、スタートアップ企業との協力強化

独照明大手のオスラムは、スタートアップ企業との協力関係を強化する。これにより、自動運転車向けの車間距離・速度計測技術であるライダー(LIDAR)のトップ企業を目指す。

オスラムのシュテファン・カムプマン技術担当取締役は独業界紙『オートモビルボッヘ』に対し、「当社は現在、スタートアップ企業の調査などに数千万ユーロを投入している。もし、さらに大規模な案件があれば、もちろん別の対応をとる」と明らかにした。

同取締役によると、ライダー(LIDAR)分野では現在、スタートアップ企業が主に技術を主導している。ただ、多くの場合、個々の分野に限られており、自動車向けの製品として実用化する経験が欠けている、と指摘する。このような背景から、スタートアップ企業にとっては、オスラムのような生産ノウハウを持つ企業との協力が欠かせない、とコメントした。

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