ドイツ連邦経済・輸出管理庁(BAFA)によると、電気駆動車(エレクトロモビリティ)を対象とした購入補助金制度の2018年3月の申請件数は3,275件にとどまった。2月に比べ36件少なく、1月から3カ月連続で減少している。3月は、電気自動車の申請件数がやや増えたものの、プラグインハイブリッド車の申請が低調だった。
同制度を開始した2016年7月初めらの累計の申請件数は5万7,549件となった。内訳は、電気自動車が3万3,318件、プラグインハイブリッド車が2万4,214件、燃料電池車は17件となっている。
この助成プログラムでは、ゼロエミッション車である純粋な電気自動車(BEV)と燃料電池車(FCEV)に4,000ユーロ、プラグインハイブリッド車(PHEV)に3,000ユーロを補助する。財源は連邦政府と同プログラムに参加する自動車メーカーが折半で負担している。