独自動車部品大手のボッシュはこのほど、米カリフォルニア州のサニーベールに新たな研究技術センター(RTC)を開設した。シリコンバレーにはこれまで、サニーベールから西へ約15キロメートルの距離にあるパロアルトにRTCを置いていた。サニーベールのRTCは用地面積が約1万平方メートルと、旧拠点に比べて40%広い。新拠点では最大300人の従業員が勤務することができる。
新拠点では、従業員の半数がデータマイニング、センサー、人工知能(AI)、自動運転などの分野のプロセスおよびソリューションの基礎研究やアドバンス・エンジニアリングに従事する。
新拠点ではこのほか、ボッシュの9事業分野の開発業務も行う。研究成果の実用化や、トレンド分析を担当する。同拠点には、ボッシュの投資子会社ロバートボッシュ・ベンチャーキャピタルの事務所も入る。