VW、新型「トゥーラン」は完全デジタルコックピットに

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)はフラッグシップSUV「トゥアレグ」をフルモデルチェンジし、予約受付をこのほど開始した。新モデルでは、「イノヴィジョン・コックピット」を搭載している。ハンドル後方の12インチのデジタルディスプレイとタッチパネル式の15インチインフォテイメントシステムで構成する「イノヴィジョン・コックピット」を搭載。スイッチやボタンを使わずに操作ができる。また、ドライバーごとにコックピットや走行アシスト、ドライビングダイナミクスを設定・記憶させる機能により、複数の人が快適なドライブを楽しむことができる。

車体はわずかに大きくなり、後部座席を倒さない状態のトランクルーム容量で810リットルを確保した。安全面では、熱感知カメラにより暗闇でも人間や動物を検知できる「ナイトビジョン」や自動的にヘッドライトの配光を制御するLEDマトリックス・ヘッドライト「IQライト」など数多くの最先端テクノロジーを装備している。販売価格がベーシックモデルの「V6 TDT(出力210kW/286PS)」で60,675ユーロからの設定となっている。

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