独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は、第39回ウィーン・エンジンシンポジウム(4月26~27日)で、48ボルトのマイルドハイブリッド技術を披露した。同技術は、次世代「ゴルフ」で最初に採用する。
シンポジウムではこのほか、新しい天然ガスエンジン「1.5 TGI evo」とディーゼルエンジン「2.0TDI」(「EA288 evo」シリーズ)も披露した。
ディーゼルエンジンは、2.0リットルの4気筒エンジンで、12ボルトのベルト駆動式スタータージェネレーターと組み合わせたマイルドハイブリッドシステムとなっている。出力は100kW(136PS)~150kW(204PS)で、当該エンジンはVWグループ傘下の高級車ブランド、アウディのモデルで最初に採用する予定。将来は、プラットフォーム「MQB」をベースにしたVWブランドやVWグループの他のブランドのモデルにも採用を広げていく。