Scania

独フォルクスワーゲン(VW)グループのスウェーデン子会社スカニア は5月25日、同グループと電機大手シーメンスが共同で進める「eハイウェイ(正式名称:Trucks for German eHighway)」プロジェクトが、ドイツ政府から協調融資を受けることが決まったと発表した。当該プロジェクトでは、高速道路の一部の区間に架線を設置し、電動ハイブリッドトラックに電力を供給するインフラを構築するもので、長距離輸送大型トラックの炭素排出量の削減を目指す。スカニアはプロジェクトに技術や研究用車両を提供する。同社によると、2019~2020年にかけて国内3州(シュレースヴィヒ=ホルシュタイン、ヘッセン、バーデン=ヴュルテンベルク)のeハイウェイで試験走行を実施する予定。

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