独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は、新世代の電気自動車「I.D.」シリーズの量産開始に向けて、生産技術を習得するための養成プログラムを実施する。世界から若手のエンジニアと技能職の100人が参加する。期間は3年で、6月からドイツ、中国、北米、南米で開始する。同プログラムは、「フューチャー・エレクトロニック・エンジニア・プログラム(FEEP)」の一環として実施する。
参加者は、電動車用に開発したモジュール式プラットホーム「MEB」に特化した生産技術を習得する。プログラムを主導するのはドイツのヴォルフスブルクにあるVWの試験生産棟で、中国、ブラジル、アルゼンチン、米国、メキシコの工場が参加する。
