独乗用車メーカーの世界生産、1%増の1,670万台を予想=独自工会

独自動車工業会(VDA)はこのほど、ドイツの乗用車メーカーの2018年の世界生産は、前年比1%増の1,670万台となり、過去最高を更新するとの予想を明らかにした。うち、国外での生産が1,120万台(前年比3%増)を占める見通し。

国内生産は前年比3%減の550万台にとどまると予想している。輸出は420万台となる見通し。これは2018年の国内生産予想の76%に相当する。

欧州の2018年の乗用車市場に関しては、前年比1%増の1,580万台を見込んでいる。ドイツの乗用車市場は、前年比1%増の約350万台を予想している。

■6月の国内生産は2%増加

独自動車工業会(VDA)によると、2018年6月の乗用車の国内生産は48万5,300台となり、前年同月に比べ2%増加した。輸出も前年同月比5%増の36万6,300台に拡大した。

1~6月の累計では、国内生産が前年同期比3%減の283万6,500台、輸出も同2%減の218万9,900台にとどまった。

上部へスクロール