チェコのシュコダ自動車はドイツ国内の今年上半期の新車登録が10万6,802台となり、上半期として過去最高を記録した。登録台数が9万8,837台だった前年同期に比べ8.1% 増加し、業界全体の伸び率2.9%を大幅に上回った。ドイツ国内での市場シェアも前年の5.5%から5.8 %へ拡大し、人気輸入車メーカーとしての地位をさらに強固にした。
シュコダの昨年の国内新車登録は過去最高の19万4,230台だったが、今年は20万台を突破できると見通し。同社の「オクタビア」はドイツで最も人気のある輸入モデルで、国内新車登録トップテンの中に輸入車として唯一入っている。そのほかSUVの「カロック」や「コディアック」、「ファビア」も人気が高い。
また今年は同社初となるハイパフォーマンスSUVの「コディアック RS」を市場投入する予定。家族向けのSUVとして多彩な機能や広さ、走りの感動をもたらすモデルとして期待されている。10月開催のパリモーターショーで初公開される。