仏自動車大手のルノー・グループ とパリ市は7月4日、都市型Eモビリティサービスの新ビジョンを共有することでパリならびにイル・ド・フランス地域圏の住民および観光客向けのEモビリティサービス開発に共同で取り組むと発表した。第1段階として、ルノーグループは9月から順次該当地域でEモビリティの商用提供を開始する。具体的には、◇ルノーグループのライドシェアサービス「マルセル」を通して電動VTC搭載車を提供する◇年中無休のセルフ式電気自動車(EV)カーシェアリングサービスを提供する◇カーシェアリング・ループで長期旅行者向けにEVを提供する。本サービスでは、ルノーグループの100%EV(ゾエ、トゥイージー、カングーZ.E.、マスターZ.E.)を投入する。EVフリートの規模は2019年末までに2,000台になるという。