メルセデスベンツ、大型電気トラック「Eアクトロス」の路上走行試験

独自動車大手ダイムラー傘下の高級車ブランドであるメルセデスベンツは、大型電気トラック「Eアクトロス」の路上走行試験を実施している。試験は18トンと25トンの大型トラック2台を使って、シュヴァーベンの山岳部からシュツットガルトの都市部を経てヴェルト・アム・ラインにあるトラック工場の区間で行われている。山岳走行や都市走行など様々な道路条件における駆動特性やバッテリー消費状況、航続距離などを測定している。試験走行は今年末まで実施される。

「Eアクトロス」は240kWhのリチウムイオン電池を搭載し、航続距離は最大200km。メルセデスベンツによると、バッテリーは約3時間でフル充電できる。

今後は「Eアクトロス」10台を顧客に提供して実用試験に実施する。メルセデスベンツの電気駆動トラック開発プロジェクトは、独連邦環境省(BMUB)と連邦経済エネルギー省(BMWi)から資金援助を受けている。

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