英自動車工業会(SMMT)は6日、2018年7月の同国の乗用車新車登録が16万3,898台となり、前年同月に比べ1.2%増加したと発表した。1~7月の累計は、前年同期比5.5%減の147万7,892台にとどまった。ただ、SMMTでは需要の平準化は概ね予想の範囲であるとの見解を示している。
7月の顧客別の登録台数は、小口法人が前年同月に比べ10.2%減と低迷した。大口法人は2.6%増加した。個人は0.1%増とほぼ前年並みだった。
燃料別では、ガソリン車が20.1%増と大幅に伸びた一方、ディーゼル車は24.4%減少した。代替燃料車は21.0%増の2ケタ増となり、市場シェアを6.5%に拡大した。代替燃料車のうち、純粋な電気自動車は2.4%増の881台、ハイブリッド車(ガソリンハイブリッド車、ディーゼルハイブリッド車の合計)は17.5%増の6,184台、プラグインハイブリッド車は33.5%増の3,669台だった。