アウディ、フルモデルチェンジの「Q3」を今秋に市場投入

独フォルクスワーゲン傘下の高級車子会社アウディは、今年秋にフルモデルチェンジしたコンパクトSUV「Q3」を市場投入する。

新型「Q3」の車体は前モデルよりわずかに大きくなり、全長4,485ミリ、幅1,856ミリ。フロントは引き続きシングルフレームグリルとなり、弓なりの側面と裾広がりのフェンダーは「Q5」を連想させる。またホイールベースを77ミリ広げたことで、従来より広い車内空間となる。後部座席は前後に150ミリ動かせるほか、トランクルームの容量は675リットルから最大1,525リットルを確保している。運転席には10.25インチのデジタルモニターと8.8インチのミニタッチディスプレイを標準装備する。

そのほか、様々なデジタル機能を搭載している。例えばこれまでの走行記録から最適ルートを探し出すことができる。有料のオプションサービス「アウディコネクト(Audi connect)」では駐車場を検索できる。車線離脱警告や衝突警告などの走行アシスト機能を標準装備するほか、速度を適応制御する適応走行アシスト機能はオプションで用意する。

新型「Q3」はガソリン車3機種、ディーゼル1機種があり、前輪駆動と全輪駆動を用意する。最高出力は110kWh/150PS~169kWh/230PSのバリエーションとなる。

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