独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は8月30日、中国の第一汽車(FAW)との合弁会社、一汽大衆(FAW VW)が中国の天津市に新工場を開設したと発表した。新工場では、「VW」と「アウディ」ブランドのSUVを生産する。
新工場で生産するモデルには、プラグインハイブリッド車も含まれる。生産能力は1日あたり1,200台、通年では30万台となる。
新工場は、6月に開設した部品工場(フォルクスワーゲンFAWプラットフォーム天津部門)や天津にあるVWの自動変速機工場との連携により、生産効率を高めるとともに、在庫を減らし、納期を短縮することができる。これにより、出荷コストやサプライチェーンにおける二酸化炭素(CO2)排出量を削減する。