ロシア自動車大手のソラーズ が8月29日発表した2018年上半期の連結純利益は4億4,300万ルーブル(RUB)となり、前年同期とほぼ同水準を確保した。一方、連結売上高は前年同期比11.7%減の141億RUBに低迷した。法人契約が18年下半期まで先送りになったことが影響した。上半期の動向をグループ会社別に見ると、ワズ(UAZ)は消費者のニーズを取り入れたラインアップを強化し、9月に新型SUV「パトリオット」を発売する。フォード・ソラーズJVは、「エクスプローラー」と「エコスポーツ」のフェイスリフト新モデルが好調で、クロスオーバーの販売を大きく伸ばした(23%増)。マツダ・ソラーズJVは、新型クロスオーバー「CX-9」の現地生産を開始した。