EU新車販売、9月は23.5%減

欧州自動車工業会(ACEA)が17日発表した欧州連合(EU)(マルタを除く27カ国)の2018年9月の新車販売(登録)は、前年同月比23.5%減の109万1,220台となり、大幅な2ケタ減となった。

欧州連合(EU)では9月から、すべての新車に新しい燃費・排ガス試験方法(WLTP:乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法)が適用されたため、8月の新車登録が前年同月比31.2%増と急伸したことに対する反動がある。1~9月の累計では、前年同期比2.5%増の1,195万1,957 台となった。

9月のメーカー別登録台数は、フォルクスワーゲン(VW)・グループが前年同月比48.0%減と、大幅な落ち込みを示した。フランス勢は、PSAグループが7.7%減、ルノー・グループは27.0%減少した。ドイツ勢ではBMWグループ(8.6%減)とダイムラー・グループ(11.8%)は、比較的減少幅が小さかった。

日本メーカーは、トヨタ・グループが1.2%減、日産は45.5%減、ホンダも26.6%減少した。

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