独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車は11日、1~9月期の販売台数が前年同期比7.8%増の93万9,100台に拡大したと発表した。国別でみると、ロシアが28.2%増の5万7,500台に拡大、中国も17.7%増の25万200台と好調だった。また、欧州域内は1.7%増の37万1,900台。中欧が3.3%増16万800台。ロシアを除く東欧は12.1%増の3万3,600台だった。一方、9月の販売台数は前年同月比で16%減の9万4,800台に大きく落ち込んだ。9月から導入された欧州連合(EU)の新たな排ガス・燃費基準「乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法(WLTP)」への対応が間に合わず、販売を大きく落とした。モデル別では、「オクタビア」と新型SUV「カロック」の販売が好調で、全体を牽引した。