伊自動車部品大手ソゲフィは6日、水素燃料電池車(FCV)用の部品供給契約を結んだと発表した。次世代のFCVモデルに向けて吸排気系部品を生産する。供給先やモデル名は明らかにされていない。
当該部品はカナダのモントリオール工場で2021年から生産開始の予定。水素に加え空気・冷却系のマニホールドやダクト、アウトレットを製造する計画だ。同社が供給するFCV1台当たりの部品金額は250ユーロで、内燃機関車の70ユーロを大幅に上回る。
ソゲフィによると、FCVの2030年までの普及台数は乗用車が1,000万~1,500万台、トラックは50万台になるとみられる。