西ゲスタンプ、天津に合弁工場開所

スペイン自動車部品大手のゲスタンプは11月15日、中国の金属部品大手、北京海納川汽車部件(BHAP)と合弁で天津に新工場を開設したと発表した。投資額は5,000万ユーロ強。北京、天津、河北地域に拠点を持つダイムラーと現代自動車をサポートするほか、BHAPの親会社である北京汽車工業(BAIC)のブランドにも製品を供給していく。

天津工場は従業員250人。主にプレス加工、ホワイトボディやシャシの組み立てを行う。2つの熱間プレスラインと9つのレーザー加工装置を備えており、将来の拡張も可能だという。

ゲスタンプの中国事業は昨年、7億3,600万ユーロを売り上げた。現在の雇用数は5,100人超。2013年から17年までの投資額は3億6,000万ユーロに上る。

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