フィンランドのノキアに本拠を置くタイヤ大手のノキアン・グループは11月20日、傘下のノキアン・ヘビータイヤ が本社近くに新たな研究開発(R&D)センターを建設すると発表した。総床面積3,500㎡の新施設は2019年に着工する。ノキアン・ヘビータイヤは昨年、産業車両用プレミアムタイヤの世界需要が増加していることに対応するため、研究開発と生産設備に3年間で約7,000万ユーロを投資し、生産能力を50%増強すると発表した。同社は、「新R&Dセンターには最先端の設備を導入し、タイヤの検査能力を3倍に拡大する。品質検査を強化することで、トラック・農機メーカーに最高水準の製品とサービスを提供していく」とコメントしている。