ヘラー、組み込みソフトウエア開発者会議「BitSTRICT」開催

独自動車部品大手のヘラーは昨年11月末、組み込みソフトウエア開発者(エンベッドシステムスペシャリスト)の会議「BitSTRICT」をドルトムントで初めて開催した。最新のイノベーショントレンドについて情報交換するほか、ルール地域における当該分野の人材開拓やエンジニアのネットワークを構築するのが狙い。

会議はヘラーが主催し、スタートアップなどの企業や学生、研究機関の関係者が参加した。さらに、ヘラーと取引する半導体・センサーメーカーのエルモスなどのパートナー企業や地域の研究機関が協賛した。

自動車のバッテリーやヘッドライトなどには複雑な組み込みソフトウエアの搭載が増えており、高度な知識や技術・スキルを持つエンベッドシステムスペシャリストの需要が高まっている。ヘラーは当該会議を通して組み込みソフトウエアの若い技術者を開拓する考えだ。

今年は、ヘラーの本社があるリップシュタットで開催する予定。