独自動車部品大手の独コンチネンタルは17日、インド西部プネー近郊のタリーガアンでパワートレイン工場の鍬入れ式を行った。電気駆動車と内燃エンジン車に向けた低排出技術の製品を生産する。投資額は約3,000万ユーロで、2020年初頭に操業を開始する予定。同国では二輪車を含む自動車市場で排出規制が厳しくなっており、低排出技術の需要拡大が見込まれることから、現地拠点を通じて顧客の需要に迅速に対応する。
新工場では乗用車、二輪車、商用車用のパワートレイン製品のほか、モーター制御システム、センサーおよびアクチュエーター、燃料・排気ガス制御システムを生産する。
コンチネンタルはインドに8つの工場を含む15拠点を持つ。従業員数は現在8,000人で、今後2年で1万人に増員する予定。先月にプネーで自動車内装向け表面材の工場を着工したほか、デリー近郊のグルガオンの既存工場に研究開発センターを新設する計画だ。