独照明大手のオスラムは16日、米サービス子会の社シルバニア・ライティング・ソリューションズ(SLS)を米サービスグ企業のウエスコ・インターナショナルに売却することで合意したと発表した。オスラムは5年以内に主力事業の一つである車載照明ビジネスの依存度を減らし、LED照明ソリューションや可視化、センサーなどの先端技術事業を強化することを計画しており、今回の売却はその一環となる。
売却額は数千万ユーロの規模と発表したのみで具体的な金額については言及していない。売却手続きは1~3月期に完了する見通し。SLSはアメリカとカナダで事業展開しており、従業員数は約220人。売上高は1億ドル強。