セアト初のEVコンセプト「エル・ボルン」、ジュネーブモーターショーで公開

独フォルクスワーゲン(VW)傘下のスペイン自動車大手セアトは1日、7日から開催されるジュネーブモーターショーで電気自動車(EV)のコンセプトモデル「エル・ボルン(el-Born)」を公開すると発表した。セアト初のEVモデルで、VWのEV専用プラットフォーム「MEB」を採用する。設計・開発はバルセロナの本社拠点で、製造は独ツヴィッカウのVW工場で行う。2020年の市場投入を予定する。

エル・ボルンはバッテリー容量が62kWhで、最高出力は150kW。世界統一試験サイクル(WLTP)ではフル充電時の航続距離が420キロメートル、0~100km/hの加速性能は7.5秒となっている。出力100kWの直流(DC)式を利用した場合、充電時間は容量の80%まで47分。

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