西車部品大手ゲスタンプ、メキシコでシャシ部品工場を開設

スペイン自動車部品大手のゲスタンプは3月19日、メキシコ中部のサン・ルイス・ポトシでシャシ部品の工場を開設したと発表した。新工場は敷地面積が14万平方メートルで、熱間プレスやバルジ加工(ハイドロフォーミング)などの最新設備を導入している。メキシコでシャシ部品を製造する同社初の工場となる。投資額は7,400万ユーロ。300人を雇用する。

サン・ルイス・ポトシでは自動車ドアのヒンジなどを製造する傘下の独エドシャが工場を操業している。新工場の稼働により、ゲスタンプは同地でホワイトボディやシャシ、各種装置を含む広範な製品の提供が可能になる。

ゲスタンプは2001年にメキシコに進出した。同国市場は同社にとり6番目の規模で、昨年の売上高は5億7,800万ユーロに上った。メキシコ全体で3,600人を雇用している。