米自動車大手のフォードは2日、オランダ・アムステルダムで開催された特別イベント「GoFurther」において、同社の人気モデル「フィエスタ」と「フォーカス」に48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載した新モデルを2020年に市場投入すると発表した。48Vマイルドハイブリッドシステムは、1.0リットルの3気筒ターボガソリンエンジン「エコブースト」との組み合わせとなる。減速時のエネルギーを回生し、48Vのリチウムイオンバッテリーに電力を蓄え、加速時に電気モーターでエンジンをアシストする。走行100 kmあたりの燃費は「フィエスタ」が4.9リットル、「フォーカス」は4.7リットル。走行1 kmあたりのCO2排出量は「フィエスタ」が112グラム、「フォーカス」が106グラムとなる。最高出力や最高速度は明らかにされていない。