スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは3日、2019年1-3月期(第1四半期)の世界販売が16万1,320台となり、前年同期から9.4%増加したと発表した。欧州、中国、米国の主要市場が好調で全体を押し上げた。3月単月では7%増の6万7,457台だった。
1-3月の販売台数を地域別にみると、欧州が前年同期比8.8%増の8万6,520台、中国が3.9%増の2万9,886台、米国が9.8%増の2万2,058台だった。欧州ではSUV「XC60」と「XC40」、ステーションワゴン「V60エステート」が人気だったほか、中国では現地生産の「XC60」および大型セダン「S90」が、米国では「XC90」と「XC60」の両SUVが成長に貢献した。
3月の販売台数をモデル別にみると、最も売れたのは「XC60」の1万8,036台で、これに「XC40」(1万2,614台)、「XC90」(9,801台)と続いた。