FCA、コネクテッドサービスでハーマン/グーグルの技術採用

欧米資本の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)はこのほど、コネクテッドカー(つながる車)の分野で、韓国のサムスン電子傘下のハーマンおよび米グーグル・テクノロジーズと協力すると発表した。FCAのインフォテイメントシステム「Uconnect」に両社の技術を採用する。

「Uconnect」のオフボードサービスでは、ハーマンのクラウドベースのプラットフォーム「イグナイト(HARMAN Ignite)」を使用する。車両データなどを管理してメンテナンスのスケジュールを知らせたり、ガソリンスタンド/充電ステーションの場所、レストランなどの情報を提供したりする。オンボードでは、グーグルのOS「アンドロイド」を使用する。アプリベースのサービスを利用したり、携帯デバイスと車両を連携したりできるようになる。

新システムは、2019年下半期に導入を開始する。2020年以降は、FCAが世界市場で販売するすべての新車で利用できるようになる。

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