西ゲスタンプ、中国での地位強化に向け2社と提携

スペイン自動車部品大手のゲスタンプは4月16日、上海モーターショーで中国市場の開拓強化に向けた2件の基本合意書(MoU)を交わしたと発表した。北京汽車(BAIC)傘下の金属部品大手、北京海納川汽車部件(BHAP)、および五菱汽車集団傘下の部品メーカー、柳州五菱汽車工業(WLAI)の2社が対象となる。

BHAPとは電気自動車(EV)分野などでの協力を拡大し、両社の関係を戦略提携に高める。ゲスタンプは提携を通じて中国国内に拠点を置く内外のOEM企業への供給力を高め、市場地位の強化を図る。同社とBHAPは昨年11月、合弁で天津に工場を開設している。

WLAIとは広西チワン族自治区内において、ホワイトボディ、シャシや新製品開発で協力していく。

ゲスタンプは今回、同モーターショーに初めて参加し、主にEV向けの製品やソリューションを展示した。

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