長距離バス独最大手大手のフリックスブスは、フランスの交通事業者トランスデヴ(Transdev)から長距離バス事業を買収する。オランダ、ベルギー、チェコ、スペインなど欧州諸国への路線を持つ「ユーロラインズ」とフランス国内を運行する「イジリン」が対象となる。ドイツの自動車雑誌『オートモータースポーツ』(5月3日付、電子版)が報じた。買収金額は明らかにされていない。
フリックスブスは差し当たり、買収後もユーロラインズとイジリンの2ブランドを保持する意向。フリックスブスはこれまでにも競合のポストブスやメガバスを買収している。フリックスブスは急速に事業を拡大しており、鉄道事業にも参入している。