独自動車部品メーカーのドレクスルマイアーは17日、シュツットガルト近郊のザクセンハイムで5月半ばからバッテリーシステムの生産を開始すると発表した。ポルシェ初の純粋な電気自動車(EV)となる量産EVスポーツカー「タイカン」に供給する。
同拠点は、ドレクスルマイアーにとって初のバッテリー工場となる。同社は電気自動車の普及を見込み、2009年からバッテリーシステムに関するノウハウを蓄積してきた。
ザクセンハイムのバッテリー工場では、バッテリーモジュールに充電機器や電子部品などの部品を組み込み、総合的なバッテリーシステムを量産する。また、バッテリー工場には開発部門も併設する。