BMW、ツィプセ氏が新社長に

独自動車大手のBMWは18日、米国工場のあるスパータンバークで開いた監査役会で、オリバー・ツィプセ生産担当取締役が8月16日付けで新社長に就任する人事を発表した。現在社長のハラルド・クリューガー氏は7月初めに任期を延長しない旨を監査役会長に伝えていた。クリューガー氏は8月15日に社長を退任し、取締役からも退く。

ツィプセ氏は、2015年から取締役を務めている。1991年に研修生としてBMWでのキャリアを開始し、これまでに、オクスフォード工場の責任者のほか、コーポレートプランニングや製品戦略の責任者など様々な重要なポジションを務めた経歴を持つ。

同日の監査役会では、米国市場における現在の事業展開やBMWグループの生産拠点で最大規模であるスパータンバーク工場における生産状況などについて報告を受けた。

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