スペイン自動車部品大手のゲスタンプが7月25日発表した2019年上半期決算は、営業利益(EBITDAベース)が前年同期比9%増の5億2,100万ユーロ、売上高は7.3%増の45億1,300万ユーロに拡大し、上半期として過去最高の業績を記録した。売上高営業利益率は11.5%。純利益は24.2%減の1億ユーロだった。
4-6月期(第2四半期)では営業利益が8.9%増の2億7,200万ユーロ、売上高は7.8%増の23億4,400万ユーロにそれぞれ拡大した。
上半期の売上高成長を地域別にみると、主力の西欧では前年同期比3.6%減となったものの、東欧は33.5%増、北米自由貿易協定圏(NAFTA)は16%増、メルコスール(南米南部共同市場)は22.1%増、アジアも2.3%増とそれぞれ大幅な増収を確保した。