米自動車大手のフォードは1日、今月31日から9月8日までデュッセルドルフで開催される世界最大のキャンピングカー見本市「キャラバンサロン」で、キャンピングカー「ナゲット」の新モデルを公開すると発表した。4代目となる新「ナゲット」はフォード「トランジット」(前輪駆動)をもとに、独コーチビルダーのウエストファリアが製作する。サイズは歴代最大で、居住性を一層向上させた。来年上半期中の市場投入と併せて販売価格を公表する予定。
ポップアップルーフまたはハイルーフを備えたベースモデルの「ナゲット」と、ハイルーフを備えた上位モデル「ナゲット・プラス」の2タイプを設定する。ホイールベースは3.75メートル、全長は約6メートルで、室内高は2.05メートル。同クラスとしては最大の2メートル×1.3メートルのベッドの他、独立したシャワールームやミニキッチンなどを備える。