独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の伊スポーツカーメーカー、ランボルギーニ
は10日、同社初のハイブリットスーパーカー「Si
n
FKP
37」をフランクフルトモーターショーで公開した。「Si
n
FKP
37」はV型12気筒エンジンと48Vの電気モーター(出力25KW/34PS)を組み合わせており、システム最高出力で819PSを引き出す。市販車として初めて電気二重層コンデンサ(スーパーキャパシタ)を採用。回生ブレーキエネルギーをスーパーキャパシタに蓄積し、加速時に電気モーターを駆動する。時速0~100kmの加速性能は2.8秒。最高速度は350km/h以上。販売価格は約238万ユーロ。63台の限定生産で、すでに完売している。なお、「Si
n
FKP
37」の「Si
n」は、ランボルギーニの故郷、ボローニャ地方の方言で「稲妻」を意味する。「FKP
37」は、先日逝去したフォルクスワーゲングループ元会長の故フェルディナント・カール・ピエヒ氏に敬意を示し、ピエヒ氏の名前の頭文字と生まれた年(1937年)の下2桁「37」に由来する。