独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは18日、傘下のベンチャー投資ファンドのスカニア・グロース・キャピタルを通じ、ビジネス自動化ソリューションを開発するアコア(AKOA)に出資すると発表した。これによりスカニアは同社の知見を取り込み、生産プロセスだけでなく財務、会計、人事などの部門でも自動化と合理化をさらに進める。アコアは新市場の顧客開拓を加速するとともに、組織力とサービスを強化する。
アコアはロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)、バーチャルアシスタント、チャットボット、人工知能(AI)といった技術を使ってビジネスプロセスを自動化するソフトウエアソリューションを開発している。これらのソフトを利用することにより、企業は自社のIT基盤や基幹システムを大幅に変更することなく、業務のデジタルプロセスを自動化することができる。
アコアはスカニア・グロース・キャピタルにとって5番目の投資先となる。