BMWグループは9月25日、新しい取締役人事を発表した。ミラン・ネデリコビッチ氏(50)は2019年10月1日付けで、生産担当取締役に、イルカ・ホルストマイアー氏(50)は2019年11月1日付けで、人事・労務担当取締役に就任する。
ネデリコビッチ氏は1993年からBMWグループに勤務しており、現在は企業クオリティの責任者を務めている。それ以前には、ミュンヘン工場やライプチヒ工場の責任者を務めた経歴を持つ。
ホルストマイアー氏は1995年からBMWグループに勤務しており、現在は、ディンゴルフィング工場の責任者に就いている。2013年からはエンジン、電気駆動装置の生産分野の責任者を務めていた。
なお、BMWでは、ニューモビリティ分野を担当するペーター・シュヴァルツェンバウアー取締役(59)の契約が10月末で切れるほか、2020年にはクラウス・フレーリッヒ開発担当取締役が60歳を迎える。BMWにはトップクラスの幹部が60歳で自主退任する暗黙のルールがあることから、BMWでは今後さらに新しい取締役人事の発表が続く可能性がある。