ミシュラン、仏工場を閉鎖

仏タイヤ大手のミシュランは10日、フランス西部のラ・ロッシュ・シュル・ヨン工場を2020年末までに閉鎖すると発表した。

工場の閉鎖は、欧州および国外におけるトラック用高級タイヤ市場の構造転換が理由としている。同工場では7,000万ユーロを投資して、競争力強化の強化に向けたプロジェクトを実施してきたが、期待したような結果を得られなかったと説明している。

同工場に勤務する従業員619人に対しては、早期定年退職やグループ内での配置転換の機会を提供するほか、転職支援などを実施する。

また、同工場の閉鎖により、近隣にあるショレ工場では、ラ・ロッシュ・シュル・ヨン工場に供給するゴム材料の混合加工(ラバーミックス)に携わる従業員74人も影響を受ける。

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