フランスのブリュノ・ル・メール経済財務大臣は9月19日、ドイツのオラフ・ショルツ財務大臣およびペーター・アルトマイヤー経済大臣とパリで会談した後、電池生産に関する両国の共同プロジェクトについて明らかにした。両国は、欧州企業による電気自動車(EV)用電池の生産で協力する計画で、仏自動車大手のPSAおよびPSAの独子会社であるオペル、仏石油大手トタル・グループ傘下のバッテリーメーカーであるサフトによるコンソーシアムを結成した。ル・メール経済財務大臣によると、同プロジェクトでは、年内にフランス南西部でパイロットプラントの定礎式を行う予定。フランスの工場は、2022年に稼働する計画で、従業員規模は約2,000人を予定している。2番目の工場はドイツに建設する計画という。