ZF、ADASのデータ管理でIBMと協力

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは、自動車の先進運転支援システム(ADAS)の開発で米IBMと協力する。ADASの開発に必要な膨大なデータの管理システムの基盤としてIBMサービス(IBM

Services)の「ハイブリッド・データ・ブリッジ」を活用する。

ZFは現在、自動運転技術の学習に使用するため、計測車両が1日あたり約70テラバイトのデータを収集している。この膨大なデータを活用して新しい機能を開発するためには、高効率の処理システムが必要となる。

ZFではまず、ADASの研究開発部門で「ハイブリッド・データ・ブリッジ」を導入し、将来は他の部門でも利用できるようにする。「ハイブリッド・データ・ブリッジ」の導入により、例えば、個々のビデオを閲覧するなど、収集したデータを社内全体でより速くかつ安全に共有することができる。

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