JD Norman Germany＜欧州自動車短信＞

自動車向けの鋳造部品を手掛ける独JD

ノーマン

がこのほど地区裁判所に破産を申請した。独業界紙『オートモビルボッへ』（電子版、10月4日付）によると、経営破綻に追い込まれた理由は、売上が当初予想を下回り資金繰りが悪化したため。ヘッセン州とチューリンゲン州にある工場は当面操業を継続するが、両工場の従業員約700人が雇用危機に直面する。管財人のホルガー・ライヒトル弁護士は、同社の存続と雇用維持に向け経営再建を図りたい、としている。